「リストラ」とは?

 

みなさんは、「リストラ」の本来の意味について理解できていますか?

 

「リストラ」という言葉を聞いたら、企業における従業員数の削減や事業規模の縮小、部署の廃止ということを、最初に想像された方は少なくないでしょう。

 

「リストラ」とは、「Restructuring(リストラクチャリング)」という英語の略語で、この英語の意味は、「再(Re)構築(structuring)」なのです。

 

日本において「リストラ」とカタカナで表記される場合は、前述の従業員の削減や事業規模の縮小という意味で使われています。

 

しかし、英語では、そういう意味に限定した使い方は、存在しないのだそうですよ。

 

英語の略語としての「リストラ」という言葉は、本来、企業が事業規模に合わせて、組織の再編成を行うことに対して、使われる言葉で、その再編成に対し、事業規模の縮小や人員数の増減を問うことはないのです。

 

ですが、実際に「リストラ」という言葉が使われる時は、事業規模の拡大、従業員数の維持もしくは増強を伴う、組織の再構築としてではなくて、不採算事業や部署の廃止や縮小を行うための組織の再構築が多くて、それに伴い従業員の解雇が行われる場合がほとんどなのです。

 

そのため、日本を含めたほとんどの国において「リストラ」という言葉の本来の意味を離れて、組織の再構築を実施したことによる「事情規模の縮小」に伴う「従業員削減」という意味で使われるようになったのです。

 

さらには、ただ単に「リストラ」=「解雇」という使い方をされる事も、たくさん見受けられるようになったのです。